私は根室で生まれ育ち、現会長の杉山忠夫が根室でかにの仕入れ・加工・販売を主たる事業目的に昭和49年に創業した「株式会社マルナカ杉山水産」に入社してから現在まで「かに一筋」でやってまいりました。
根室は、前浜の根室海峡をはじめ、北にオホーツク海、南は太平洋に囲まれた北海道有数の漁業の街です。かにの本場としても称され、特に「花咲がに」は根室の特産品です。
花咲がには道東の限られた範囲にだけ生息し、根室の漁期は7月から9月と短いため水揚げされても、ほぼ現地で消費されていました。
当時は北海道でもかにといえば、毛がに、たらばがにが主流で花咲がにを知っている人は少なかったのです。
見た目はとげとげしいのですが、甘さを多く含んだ濃厚な味が特徴で、身は弾力があり、ぷりっとしていてとても美味しいかにです。
地元根室では「かにといえば花咲」「花咲以外のかには食べない」という声も出るくらいです。
こんなに美味しいかになのになぜ知名度が低いんだろう、一度でいいから食べてみてほしい!と悩んでおりましたが、昭和63年に札幌営業所を設立したことをきっかけに、北海道内はもちろん、観光、出張などで札幌を訪れる方に召し上がっていただく機会も増え、通信販売事業も立ち上げたことで、少しずつ知名度も上がってきたのです。
平成28年3月に「株式会社 根室杉山水産」として独立いたしました。
私の地元根室や、花咲がにへの思い入れが強く社名に「根室」と入れました。
根室というブランドを日本はもちろん、世界中に広めたいと思っております。
現在は店頭販売、通信販売の他、店舗の隣に『うめぇ堂』という食事処を構えています。
かにをはじめ、自慢の海鮮丼など新鮮な海鮮を思う存分味わえる豊富なメニューを提供しております。今では外国からのお客様にもお越しいただくようになりました。
お越しいただいたお客様にまた来たい!と思っていただけるお店を目指しておりますので、「また来たよ~」言っていただいた時は本当に嬉しい限りです。
これからも、新鮮で高品質なかにや、魚介を皆さまにご提供し、根室をそして北海道を広めていくよう努めてまいります。
今後とも皆様の暖かいご支援をお願い申し上げます。
株式会社根室杉山水産
代表取締役 杉山 建
商号 | 株式会社根室杉山水産 |
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本社 | 〒060-0011 北海道札幌市中央区北11条西22丁目1-26 (札幌市中央卸売市場・場外市場内) 電話番号 011-640-2333 FAX番号 011-640-2888 |
創業 | 平成28年3月7日 |
資本金 | 3千万円 |
事業内容 | 活蟹・塩干・魚卵・その他水産物・製造加工・販売・卸 |
通信販売業務責任者名 | 敦賀尚美 |
取引銀行 | 北洋銀行 北海道銀行 大地みらい信用金庫 |
関連会社 | 株式会社杉山水産 マルナカイチ杉山水産株式会社 |
昭和49年1月 | 創業 ─ 杉山忠夫(初代社長)が根室市西浜町に杉山商店として創業 |
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昭和61年2月 | 設立 ─ 株式会社マルナカ杉山水産を設立、代表取締役に杉山忠夫就任 |
昭和63年11月 | 札幌市清田区に札幌店として、かに専門店を新設 |
平成1年4月 | 新社屋・工場完成にて本社を根室市岬町へ移転 |
平成7年11月 | 札幌市白石区菊水元町に、かに専門店と通信販売部門を新設 |
平成10年11月 | 通信販売部門で杉山水産オンラインショップを開設 |
平成12年7月 | 魚部門を根室市花咲港に花咲工場として新設 |
平成19年4月 | 札幌市中央卸売市場・場外市場に根室かに市場杉山水産を開店 |
平成21年4月 | 場外市場店舗に、飲食部門としてお食事処うめぇ堂を新設 |
平成28年3月 | 会社を分社化 かに小売り部門・飲食部門の札幌店を「株式会社根室杉山水産」 根室市岬町の本社工場を「マルナカイチ杉山水産株式会社」として2社が独立 従来の本社・本社事業は花咲工場に移転 |
平成28年3月7日 | 分社化に伴い、株式会社根室杉山水産を設立、代表取締役に杉山建が就任 |
令和2年4月 | 本社機能を札幌市中央区に移転 |
令和2年4月 | お食事処うめぇ堂を新装開店、座席数が大幅増に |
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